20代で貯金1000万円以上もっている人の割合は?
25歳で貯金1000万を達成できた理由ってなに?
そんな疑問にお答えします。
こんにちは。25歳で貯金1000万円を達成したおみそです
「ほかの人はどのくらい貯金があるの?」
「20代で貯金1000万の人って、どうやって達成したの?」
他人のお金事情って気になりますよね。
ただ、お金のことについては同僚や友人はもちろんのこと、恋人や家族ですら話しにくいです。
そこで、今回は20代で貯金1000万円を達成した著者が、20代のお金のことや1000万円を貯めることができたわけを紹介します。
20代の平均貯金額や1000万円以上保有している人の割合、実際に1000万以上貯めた人の考え方を知ることができますから、客観的に自分のお金のことをふりかえるよい機会になると思いますよ。
20代のお金のこと、ちょっとのぞいてみましょう
- 20代で貯金1000万円以上の人の割合
- 20代の平均貯金額
- 20代で貯金1000万を達成するための4ステップ
- 25歳で貯金1000万円を達成できた人の考え方とその過程
- 25歳で資産1000万円達成
- 簿記3級所有
- 配当金月10,000円以上
- 評価益+実益500万円以上
- 楽天モバイルユーザー
- SBI証券・住信SBIネット銀行・三井住友カード(SBI経済圏)ユーザー
- 楽天証券・楽天銀行ユーザー
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20代で貯金1000万円以上の割合と平均貯金額は?|20代のお金事情
ここでは、20代で貯金1000万円以上の人の割合や平均貯金額を紹介しています。
また、20代で貯金1000万円を達成するための「資産形成の4ステップ」も簡単に解説します。
20代のお金事情をのぞいてみましょう
20代で貯金1000万円以上の人の割合は?
令和4年の「家計の金融行動に関する世論調査」によると、20代で貯金(金融資産)が1,000万円以上の割合は独身で2.4%、家族で3.5%でした。
こちらが表にまとめたものになります。
世帯 | 平均値 |
二人以上世帯(金融資産保有世帯のみ) | 5.4% |
二人以上世帯(全体) | 3.5% |
単身世帯(金融資産保有世帯のみ) | 4.0% |
単身世帯(全体) | 2.4% |
ざっくり、単身世帯が独身、二人以上世帯が家族、金融資産保有世帯は貯金がある人たちのこと、という理解で大丈夫です。
「金融資産保有世帯のみ」のパーセントは、「貯金がない人を除いた場合」の割合ですから、全体よりも高くなっています。
これらのデータから、高く見積もっても、20代で貯金が1000万円以上を持っている人の割合は5.4%、つまり約20人に1人しかいないということになります。
20代で1000万円以上の貯金をしている人は少数派ですから、達成するためには自分の軸を持つことが大切になりそうです。
20代で1000万は少数派なんだね
20代の平均貯金額はいくら?
令和4年の「家計の金融行動に関する世論調査」によると、20代の平均貯金額は独身で176万円、家族で214万円でした。
また、より実感に近いとされる中央値では、独身が20万円、家族が44万円です。
貯金ゼロ世帯を含めた数字です
こちらが20代の平均貯金額をまとめた表になります。
世帯 | 平均値 | 中央値 |
二人以上世帯(金融資産保有世帯のみ) | 339万円 | 200万円 |
二人以上世帯(全体) | 214万円 | 44万円 |
単身世帯(金融資産保有世帯のみ) | 307万円 | 110万円 |
単身世帯(全体) | 176万円 | 20万円 |
ざっくり、貯金額20~200万円くらいの人が多いみたいですね。
では、このような中で、20代はどのように資産形成をしていけばよいのでしょうか。
・令和4年「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯]」
・令和4年「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯]」
貯金1000万円を達成するための「資産形成の4ステップ」
20money|ニーマルマネーでは、貯金1000万円を20代で達成するためのロードマップとして「資産形成の4ステップ」を作成しています。
大きく4つの段階に分けていて、「1.貯金」「2.投資」「3.貯金マインド」「4.収入アップ」の全4ステップです。
どれも資産形成において重要なことで基本でもありますから、簡単にご紹介します。
【STEP1】貯金
まず初めに、「お金を貯める」ことに注力します。
具体的には、貯金の目標設定、固定費削減、支出の最適化、貯金のシステム化をすすめていきます。
【STEP2】投資
次に、投資の王道である長期分散積立でのインデクス投資を実践します。
余剰資金の範囲内で積立設定をしたら、後はほったらかしにするだけです。
【STEP3】貯金マインド
ステップ3では、楽しく貯金を続ける工夫をして、生活の満足度を上げるために貯金マインドを育てていきましょう。
自分の好きなことや興味のあることには予算の範囲内でお金を使い、自分の価値観に合わないことにはお金を使わないようにします。
そうすることで、貯金が楽しくなりますし、日々の生活も充実するようになり、資産形成を継続しやすくなります。
【STEP4】収入アップ
最後に収入アップを目指します。
副業で稼ぐ、転職をして年収アップを目指す、高配当株投資でキャッシュフローを増やすなどがこれにあたります。
ステップ3まででも十分に資産形成をすることができますが、収入アップを目指すことで、より資産増加が加速します。
25歳で貯金1000万円を達成できた7つの理由
25歳で貯金1000万円を達成できた7つの理由をご紹介します。
経験談ではなく、具体的な貯金の仕方を詳しく知りたい方はこちらの記事「【貯金の仕方・コツまとめ】上手にお金を貯める方法を徹底解説」をご覧ください。
わたしの10代から25歳までの生活をふりかえり、資産形成に大きく貢献していたことを、資産形成の4ステップ(「1.貯金」「2.投資」「3.貯金マインド」「4.収入アップ」)にジャンル分けして解説しています。
何か一つでもみなさんの資産形成のヒントになればうれしいです。
理由1|目標を持って貯金していたから【STEP1貯金】
目標を決めて貯金をしていたことが、若いうちに貯金1000万に到達できた大きな理由です。
大学を卒業後、社会人1年目のときに「何のためにいつまでにいくら貯金するか」をノートに書いていたことを覚えています。
働くうちに自分が本当にやりたいことができました。
しかし、わたしのやりたいことは、一言でいえば「儲からない」ことでした。
儲からないことを生活の真ん中に置くというのは簡単なことではありません。
保守的なわたしは、自分の生活の基盤を整えてから、「あまりお金にはならないけど人のためになるやりたいこと」に挑戦することを決めました。
そのためには、いわゆるサイドFIREの状態になる必要があります。
そこで、まずは第一段階として28歳までに1000万円の貯金をつくることを目標にして、具体的な計画を立てたりお金の勉強をしたりするようになりました。
貯金の動機は一人ひとりちがいます。
継続するためには、自分が貯金をする理由をはっきりさせておくことが大切だと思います。
「何のために貯金するのか」をよく考えたら、実は自分のやりたいことのやっていくためにはそこまで貯金は必要なかった!なんてこともあるかもしれません。
わたしの場合は少なくとも貯金1000万円は絶対に必要でしたので、そのためにできることを実践していきました。
理由2|18歳から貯めていたから【STEP1貯金】
目標が決まる前から、そもそも貯金が好きな方でした。
子どものころ使ったお年玉は2,000円だけ。
それ以外はすべて貯金する性格です。
貯金好きでしたから、大学を卒業するころには貯金が200万円ほどあり、生活防衛資金が貯まっていました。
バイトの時給が高く、一般的な大学生よりも収入が多かったことが主な理由です。
だからと言って、お金を使っていなかったわけではありません。
海外旅行は4回行きましたし、国内旅行に関してはそれ以上行きました。
友人ともよく出かけましたし、一丁前にお馬さんのレースにお金を使っていました。(今はやめましたが。)
それでも貯まったのは、稼ぐ力があったことが大きかったと今ふりかえると思います。
理由3|早い段階でお金の知識を身に付けたから【STEP1貯金】
社会人になると同時に、親戚の方から本をプレゼントしてもらいました。
「社会へ出るに当たって必要な知識です。何かの時に役立ててください。」という素敵なメッセージとともに「お金の超基本」という本をいただいたのです。
今思うと本当に感謝しているのですが、当時は何に必要なのかすら分かっていなかったので、すぐには読みませんでした。
なんてバチ当たりな…
ですが、しばらくして自分の目標が決まったときに、ふと思い出したのです。
そういえば、お金の本をもらっていたなぁと。
その本を読みながら、分からないことをネットで検索しながら、固定費削減と支出の最適化をすすめていきました。
わたしは基本めんどくさがりだったので、大きな支出を抑えた後は銀行の自動入金サービスなどを駆使して、今の収入を維持して生活費を一定に保ちさえすれば勝手に貯金が貯まるシステムをつくりました。
結果として本業に集中したり友人などと会ったりする時間をつくることができました。
お金の知識は一生モノですから、早い段階で身に付けることができたのはとても大きかったです。
理由4|王道の投資を実践したから【STEP2投資】
王道の投資から始めたことも、早いうちに資産1000万に到達することができた大きな要因でした。
お金の勉強をしてからしばらくして、つみたてNISAで投資信託の積み立てを開始しました。
当時は楽天カードで月50,000円の積立までは1%のポイントが付いたので、ひたすら月50,00円の積み立てを継続。
その後、現金と株式の割合を自分の目標に近づけるために、さらにETFを定期購入しました。
わたしが投資していたのは、全世界株とアメリカ株です。
アメリカの成長に期待しているので、結果としてわたしのポートフォリオは「米国株多めの全世界株式」になっています。
このように、投資の最適解と言われるインデックス投資の長期積立を実践していたことで、資産形成が加速していきました。
投資と言えば「株主優待」をイメージする方もいらっしゃると思います。「株主優待ってどうなの?」と興味がある方はこちらの記事「個人投資家が優待と上手に付き合うコツ」をご覧ください。
理由5|大きな出費をしなかったから【STEP3貯金マインド】
車やブランド品にまったく興味が持てない性格でした。
今でもそれは変わっていません。
もちろん、有名なブランドの服を着たり、ドライブを楽しんだりしている友人は周りにたくさんいます。
わたし自身は興味が持てなかっただけで、好きな人はお金の許す限り使えばいいと思っています。
そういった人の話を聞くのも楽しいですし。
結局はその人の価値観次第ですからね。
わたしの場合は、自分が楽しいと思うことや好きなことが偶然あまりお金のかからないことだったというだけです。
そのため、25歳までに大きな出費をすることはありませんでした。
大きいものと言えば、運転免許取得のためのお金、パソコン、カメラあたりです。
ただ、誰かと旅行に行ったり気が合う人と食事に行ったりすることにはお金を惜しみません。
自分の価値観に合ったお金の使い方を収入の範囲内ですることで、蓄財することができるのではないでしょうか。
理由6|平均的な収入はあったから【STEP4収入アップ】
わたしは高給取りではありませんし、大きな相続があったわけでもありません。
ですが、平均的なお給料はもらっていました。
令和4年分の「民間給与実態統計調査」によると、日本全体の平均年収は458万円。
1000万円に到達するまでの年収は500万円以下なので、平均くらいはお給料をいただけていたため、計画的な資産形成ができました。
理由7|相場環境に恵まれていたから【STEP4収入アップ】
資産1000万円に到達したとき、そのうちの7~8割は貯めることによって得たお金で、残りの2~3割が増やすことで得たお金でした。
私の場合、暴落時に日本の個別株数社に集中投資をしていました。
これに関しては完全な逆張り投資ですから再現性は全くないと言っていいと思います。
お金の勉強をして証券口座を開設して、ある程度の貯金があるときに株式市場が暴落したので、そこで入金することができたという話です。
ただ、そこで運を掴むための準備はしっかりとしていましたし、株を保有している業界や企業がボロボロに言われていても信じて保有し続けていました。
結果として、株価が大幅に上昇し、増配もしてくれているため、資産形成においては大幅なプラスになりました。
とはいえ、すべてがうまくいっていたわけではありません。
財務状態や将来性を見込んで購入した株が無配転落してしまい、狼狽売りをしていまった経験もあります。
調子に乗ってグロース株に手を出して、株価が半値以下になったことも。
ただ、投資をする上でのマイルールは守っていたので、致命的な損失は避けることができ、20代で資産1000万を達成することができました。
【まとめ】20代で貯金1000万円の割合は?|25歳で達成できた7つの理由も解説!
今回は、25歳で貯金1000万円を達成した7つの理由や資産形成の4ステップについて解説しました。
この記事のまとめです。
- 20代で貯金1000万円以上の人の割合は独身で2.4%、家族で3.5%
- 20代の平均貯金額は独身で176万円、家族で214万円(中央値は独身20万、家族44万)
- 20代で貯金1000万を達成するための4ステップ「貯金」「投資」「貯金マインド」「収入アップ」
- 25歳で貯金1000万円を達成できた7つの理由
最後までご覧いただきありがとうございました。
この記事が少しでもあなたのお役に立てていたら幸いです。
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